さまざまなメーカーのスマートフォン

スマートフォン: smartphone)は、先進的な携帯機器用OSを備えた携帯電話の一種。略称は「スマホ」。

概要

一般的には、2000年代後半までに普及していた従来型の高機能携帯電話(フィーチャー・フォン)と比べて、よりスマートで、よりPCに近いものをスマートフォンと言う。従来型の高機能携帯電話に、ハンドヘルドコンピュータ(スマートフォンが登場する前の世界で一般的に使われていた、携帯型パソコンの形態の一つ)の機能を取り込んでいる。

「『スマートフォン』という用語に対する明確な定義は無い」とする説もある[1][2]

通話しかできなかった1980年代から1990年代の携帯電話に対して、1990年代年代後半から2000年代にかけて普及していたフィーチャーフォンはSMS機能やインターネット閲覧機能を備えるなど十分に高機能だったが、メールやカレンダーなどの基本アプリ以外には使えるアプリが少なく、インターネットも限定的にしか見られなかった。フィーチャーフォン時代はOSがハードウェアと一体化されており、また基本アプリもOSと一体化されており、スマホのようにアプリを自由にダウンロードしたり消したりバージョンアップしたりできなかったのである。一方、2010年代に普及しているスマートフォンは、インターネットを自由に使え、またアプリも自由にダウンロードしたり消したりバージョンアップすることができ、OSをバージョンアップすることもできる。またWi-Fi機能も使えるものが一般的である。2010年代中盤以降のスマホでは、高速通信(LTE)機能や、AIを使った音声認識によるバーチャルアシスタント機能を備えるものも多い。

OSは、Apple社iPhoneで使われているiOSと、その他のほとんどの製品で使われているGoogle社のAndroidが一般的だが、他にもあり、また各携帯電話会社でAndroidを独自にカスタマイズしたOSもある。

スマホの画面が大きいものはタブレットと言う(スマートフォンとタブレットの中間くらいの大きさのものはファブレットという)。スマホ、タブレット、スマートウォッチなど、2010年代以降に一般的に使われるようになった、ネット接続機能や電子決済機能などを持つスマートなデバイスのことを「スマートデバイス」という[3]

世界でのスマートフォンの普及率は、2013年にフィーチャーフォンの普及率を上回った[4]。日本でも2013年にスマホがフィーチャーフォンの普及率を上回り、2016年のスマホの普及率は全年代で71.3%、特に20代では96.8%に達するなど[5]、スマホは2010年代において最も一般的な携帯電話の形態である。

定義や分類

概要の通り明確な分類方法が無い状態で分類されている。