みきし
三木市
左上:伽耶院 右上:三木城模擬城壁 中左:E-ディフェンス 下左:東光寺 下右:大宮八幡宮例大際
Flag of Miki, Hyogo.svg Emblem of Miki, Hyogo.svg
三木市旗
1966年8月10日制定
三木市章
1954年7月1日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
団体コード 28215-4
法人番号 1000020282154
面積 176.51km2
総人口 75,954[編集]
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 430人/km2
隣接自治体 神戸市三田市加古川市小野市加東市加古郡稲美町
市の木 マツ
市の花 サツキ
推奨花 さざんか(旧吉川町の町花)、
サルビア
三木市役所
市長 仲田一彦
所在地 673-0492
兵庫県三木市上の丸町10番30号
北緯34度47分48.9秒東経134度59分24.7秒座標: 北緯34度47分48.9秒 東経134度59分24.7秒
Miki city hall in 2013-1-4 No,2.JPG
外部リンク 公式ウェブサイト

三木市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

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旧市街(ひめじ道)
開発された新興住宅地
志染町青山3丁目で撮影
古くから残る水田地帯
志染町四合谷で撮影
公園都市として計画された兵庫県立三木防災公園

三木市(みきし)は、兵庫県の南部、東播磨地方に位置する神戸都市圏に属する。兵庫県北播磨県民局管内に属している。旧美嚢郡。なお他の地域にある三木との区別を意識する場合、旧国名を用い播磨三木(はりまみき)、もしくは、播州三木(ばんしゅうみき)と称される。

概要

三木市の中心部

兵庫県の中南部、神戸市の北西に位置し東経135度線日本標準時子午線上に位置する都市で、市の南部に人口が集中している。[1][2][3][4][5]2018年4月30日現在の人口は78,141人[6]

三木市中心部周辺の空中写真。美嚢川沿いに市街地が形成されている。1985年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

美嚢川沿いに設置された三木城を中心に城下町が形成されていた。戦国時代には三木合戦の戦地、江戸時代からは三木地区を中心に金物の本格的な生産が開始され、現在は城下町を中心に行政・文化施設が集中している。また、金物を主な産業としており、それによって発展してきた。[1][2][4][5]

1970年代以降には京阪神のニュータウン開発が開始され、志染町広野神戸電鉄粟生線の北側の山林を中心に住宅地開発がなされて人口が急増した。現在では、隣接する神戸市ベッドタウンとして機能し、同市の20%通勤圏である(通勤率は21.1%[7])。また、緑が丘町青山自由が丘さつき台吉川町にあるみなぎ台は、一戸建てが並ぶ閑静な住宅街になっている。旧市街地は市の南西部の美嚢川に沿って広がっており、ひめじ道や湯の山街道などの歴史的な街並みが現存しており、旧市街地と造成された新興住宅地に住む2つの住民層に分けられる。近年、さらに西側の大村地区周辺に大規模店舗が多数立地し、新たな商業地区となっている。北部は水田ゴルフ場が広がっている。[1][2][4][5][8][9][10][11][12][13]

交通の結接点であり、市内に高速道路が4路線(ジャンクション (JCT) が2箇所、サービスエリアが1箇所)、国道が2路線通っている。鉄道路線は神戸電鉄粟生線があり、市内には7駅ある。路線バスについては、神姫バス神姫ゾーンバスにより運行されている。[1][2][4][14][15][16]

多数のゴルフ場、公園都市であり、(兵庫県立三木山森林公園兵庫県立三木防災公園など)やレジャー施設や志染の石室伽耶院などの史跡が多数あり、観光資源に恵まれている。[1][2][4][15]

市の由来

  • 神功皇后が君が峰で休憩時に地元からに入れたを献上したことから、御酒(みき)→三木(みき)、美壷(みつぼ)→美嚢(みのう)となったと伝えられている。

[10]

地理

美嚢川の黒滝(吉川町金会)
市内では雪が降るのは少ないが、積もることがある。
緑が丘町西1丁目で撮影

兵庫県の南部の東播地方(細分した場合は北播)に位置し、県民局は北播磨県民局の担当となっており、日本標準時子午線東経135度線の通る街である。六甲山地の西側・中国山地の南側の播磨平野に含まれ、市域を東から西に美嚢川が流れる。平野部を囲むように河岸段丘となだらかな丘陵が広がる。内陸部であるため降水量は比較的少なく、ため池が多い。美嚢川沿いに旧市街があり、南東部の神戸市との境付近に新興住宅地がある。市内の最高地点は、志染町にあるシビレ山(中腹)の標高453m、最低地点は、別所町下石野の標高19mであるが、標高200m以上の高さは全体の1割未満である。[1][2][4][17][12][18][19][20]

市内の標高(海抜)は、最高地点は453m(志染町)、最低地点は19m(別所町下石野)である。

市内にある山は火山活動によって形成された。[21]

  • シビレ山 : 標高465m。山頂は神戸市北区であり、中腹地点が市内の最高峰である。
  • 石上山 : 標高228.6m。
  • 正法寺山 : 標高132m。
  • 三木山 : 標高114m。

河川・湖沼

[22]

市内には、雨天日が少ないためにため池が多数存在する。[23][1]

用水

両疏水を総称して淡山疏水[24]と呼ばれている。

地形

    • 古くは
      • 三木市内は瀬戸内海式気候のために温暖な気候であり、平均気温が毎年15度前後である。晴天日が多く、年間降水量が1000ミリメートル未満の雨天日が少ない気候のためため池が多く立地しているので山田錦の栽培に適している。しかし、中国山地の南端であるためににわか雨がよく降る。平均気温差は市内の西側の別所地区と北東側の吉川地区では0.5℃程度の差がある。は涼しくは暖かいかつ降水量が少なく、晴天日が続くが、雪が降る日がある。自然災害に見舞われることは少ない地域である。[23][16][1][4]
      三木の気候
      1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
      平均最高気温 °C (°F) 8.0
      (46.4)
      8.7
      (47.7)
      12.1
      (53.8)
      18.0
      (64.4)
      22.6
      (72.7)
      25.9
      (78.6)
      29.3
      (84.7)
      31.2
      (88.2)
      27.5
      (81.5)
      21.8
      (71.2)
      16.2
      (61.2)
      10.8
      (51.4)
      19.3
      (66.7)
      平均最低気温 °C (°F) −0.5
      (31.1)
      −0.2
      (31.6)
      2.6
      (36.7)
      7.9
      (46.2)
      13.0
      (55.4)
      17.8
      (64)
      22.2
      (72)
      23.2
      (73.8)
      19.1
      (66.4)
      12.4
      (54.3)
      6.5
      (43.7)
      1.6
      (34.9)
      10.5
      (50.9)
      降水量 mm (inch) 35.7
      (1.406)
      54.3
      (2.138)
      97.1
      (3.823)
      102.6
      (4.039)
      142.2
      (5.598)
      167.5
      (6.594)
      141.6
      (5.575)
      93.4
      (3.677)
      140.2
      (5.52)
      97.4
      (3.835)
      63.8
      (2.512)
      37.1
      (1.461)
      1,165.7
      (45.894)
      平均降水日数 (≥ 1.0 mm) 5.5 6.4 10.4 9.4 10.0 11.6 10.3 6.8 10.3 8.5 6.1 5.2 101.0
      平均月間日照時間 136.7 130.8 148.3 185.1 180.9 141.2 164.9 205.8 152.5 157.9 150.9 146.2 1,895.2
      出典: 気象庁

      広袤(こうぼう)

      国土地理院地理情報によると三木市の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは22.0km、南北の長さは20.2kmである。

      • 東端 : 東経135度09分(吉川町市野瀬字赤松)
      • 西端 : 東経134度55分(別所町下石野字西山)
      • 南端 : 北緯34度45分(別所町興治字前山)
      • 北端 : 北緯34度56分(吉川町新田字北谷)

人口

人口を急激に増加させた開発当時の神戸電鉄粟生線の北側にある緑が丘町
1974年撮影
市制施行からピークまで
減少期
  • 1990年代以降に顕著となった都心回帰などにより、人口は1997年より微減傾向となった。1999年の市の計画では、ひょうご情報公園都市さつき台の開発による人口の増加を見込んでおり、2010年の人口を11万2000人と予測していたが、実際には大幅な人口の増加はなく、吉川町との合併で8万人を超えるに留まっている。[1][16][32][33]現在は自然動態・社会動態ともに減少が進行中で、年間で平均約0.6%の減少率を記録しているが、人口流出を防ぐために事業効果と民間の宅地開発による人口増加を目標にしている。吉川町との合併時の人口は8万3931人であったが、合併後は減少が続き、2012年6月1日に推計人口が8万人を割った。[34]現在は約7万7000人である。
増加率

2010年(平成22年)国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、3.94%減の81,038人であり、増減率は県下41市町中23位、49行政区域中31位である。

Demography28215.svg
三木市と全国の年齢別人口分布(2005年) 三木市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 三木市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
三木市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 49,071人
1975年 63,746人
1980年 78,297人
1985年 82,636人
1990年 84,445人
1995年 86,562人
2000年 86,117人
2005年 84,361人
2010年 81,009人
2015年 77,178人
総務省統計局 国勢調査より

人口比率

年齢別の人口分布の特徴としては、高齢化が進むニュータウン世代の人口が多くなっており、それとは逆に生産年齢人口は少なくなっている。また、近年では少子化が目立ちはじめ、典型的な郊外都市の様相を呈している。高齢化率は緑が丘地域が一番高く、志染町青山地区が一番低い。[35]

人口の変遷