JR logo (east).svg 奥羽本線
奥羽本線の狭軌区間で使用される701系
奥羽本線の狭軌区間で使用される701系
基本情報
通称 山形新幹線山形線(福島 - 新庄間)
秋田新幹線(大曲 - 秋田間)
男鹿なまはげライン(秋田 - 追分間)
日本の旗 日本
所在地 福島県山形県秋田県青森県
起点 福島駅
終点 青森駅
駅数 103駅(貨物駅含む)
開業 1894年12月1日
全通 1905年9月14日
所有者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
(福島 - 青森間・新青森 - 東青森間[1]
日本貨物鉄道(JR貨物)
(土崎 - 秋田港間)
運営者 上記各第1種鉄道事業者および
日本貨物鉄道
(横手 - 青森間・新青森 - 青森信号場間)
東日本旅客鉄道(土崎 - 秋田港間)[2]
使用車両 使用車両を参照
路線諸元
路線距離 484.5 km(福島 - 青森間)
1.8 km(土崎 - 秋田港間)
4.8 km(新青森 - 青森信号場間)
軌間 1,435 mm(福島 - 新庄間・大曲 - 秋田間)
1,067 mm(山形 - 羽前千歳間・新庄 - 青森間・土崎 - 秋田港間・新青森 - 青森信号場間)
線路数 複線単線(詳細は路線データ参照)
電化方式 交流20,000V・50Hz 架空電車線方式
(土崎 - 秋田港間は非電化)
閉塞方式 自動閉塞式、連動閉塞式(秋田港支線)
保安装置 ATS-P(福島駅 - 新庄駅間、大曲駅 - 秋田駅間)
ATS-Ps(福島駅、山形駅、新庄駅、大曲駅、秋田駅、東能代駅、弘前駅構内など)
ATS-SN(新庄駅 - 大曲駅間、秋田駅 - 青森駅間)
最高速度 130 km/h
路線図
鉄道路線図 JR奥羽本線.svg
赤線は新在直通運転が行われている区間
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奥羽本線(おううほんせん)は、福島県福島市福島駅から、東北地方の山間部を縦貫し、山形県秋田県を経由して青森県青森市青森駅に至る鉄道路線幹線)である。

福島駅 - 新庄駅間の山形新幹線つばさ」運転区間には、山形線(やまがたせん)の愛称がつけられている。この区間についての詳細は「山形線」を参照のこと。

路線データ

  • 管轄・区間・路線距離(営業キロ
    • 東日本旅客鉄道
    • 日本貨物鉄道
      • 土崎駅 - 秋田港駅間 1.8km(第一種鉄道事業者)
      • 横手駅 - 青森駅間 (256.2km)(第二種鉄道事業者)
      • 新青森駅 - 青森信号場間 (4.8km)(第二種鉄道事業者)
  • 軌間
    • 福島駅 - 新庄駅間 1435mm(山形駅 - 羽前千歳駅間は1067mmとの単線並列
    • 新庄駅 - 大曲駅間 1067mm
    • 大曲駅 - 秋田駅間 1067mmと1435mmの単線並列(神宮寺駅 - 峰吉川駅間は1線が1435mm、もう1線は1067mmと1435mmの三線軌条
    • 秋田駅 - 青森駅間 1067mm
    • 土崎駅 - 秋田港駅間 1067mm
    • 新青森駅 - 青森信号場間 1067mm
  • 駅数:
    • 旅客駅:101駅(起終点駅含む)
      • 奥羽本線所属の旅客駅に限定した場合、東北本線所属の福島駅[3]を除外した100駅となる[4]。なお、終点の青森駅はかつて東北本線所属[3]であったが、同線が青い森鉄道へ移管されたことにより、JRの駅としては奥羽本線所属に変更された。
    • 貨物駅:2駅(旅客併設駅のぞく)
  • 複線区間:詳細は駅一覧も参照。
    • 福島駅 - 関根駅間
    • 赤湯駅 - 北赤湯信号場間
    • 羽前中山駅 - 山形駅間
    • 芦沢駅 - 舟形駅間
    • 及位駅 - 院内駅間
    • 神宮寺駅 - 峰吉川駅間(1067mm軌間線としては単線)
    • 秋田駅 - 追分駅間
    • 羽後飯塚駅 - 八郎潟駅間
    • 鹿渡駅 - 森岳駅間
    • 鶴形駅 - 前山駅間
    • 鷹ノ巣駅 - 早口駅間
    • 大館駅 - 長峰駅間
    • 石川駅 - 川部駅間
  • 電化区間:土崎駅 - 秋田港駅間を除く全線(交流20,000V 50Hz)
  • 閉塞方式
    • 自動閉塞式
    • 連動閉塞式(秋田港支線)
  • 保安装置:
    • ATS-P:福島駅 - 新庄駅間、大曲駅 - 秋田駅間
    • ATS-Ps:福島駅、山形駅、新庄駅、大曲駅、秋田駅、東能代駅、弘前駅構内など
    • ATS-SN:新庄駅 - 大曲駅間、秋田駅 - 青森駅間
  • 運転指令所
    • 福島駅 - 及位駅間:仙台総合指令室 (CTC)
    • 及位駅 - 青森駅間:秋田総合指令室 (CTC)
      • 運転取扱駅(駅が信号を制御、運行を管理):山形駅・新庄駅・秋田駅・青森駅
  • 車両基地所在駅:山形駅秋田駅
  • 最高速度:
    • 福島駅 - 新庄駅間(1435mm軌間) 優等列車130km/h、普通列車110km/h
    • 山形駅 - 羽前千歳駅間 95km/h
    • 新庄駅 - 大曲駅間 95km/h
    • 大曲駅 - 秋田駅間(1435mm軌間) 優等列車130km/h、普通列車110km/h
    • 大曲駅 - 秋田駅間 110km/h
    • 秋田駅 - 青森駅間 95km/h
    • 青森駅(滝内信号所) - 青森信号場間(貨物線) 95km/h
  • 最急勾配:38.0(峠駅 - 大沢駅間など)
  • 平均通過人員(2013年度。山形新幹線福島駅 - 新庄駅間・秋田新幹線大曲駅 - 秋田駅間を含む)[5]
    • 福島駅 - 青森駅間全体 5,349人/日
    • 福島駅 - 山形駅間 10,216人/日
    • 山形駅 - 新庄駅間 5,794人/日
    • 新庄駅 - 大曲駅間 1,128人/日
    • 大曲駅 - 秋田駅間 8,221人/日
    • 秋田駅 - 追分駅間 12,215人/日
    • 追分駅 - 大館駅間 2,938人/日
    • 大館駅 - 弘前駅間 1,718人/日
    • 弘前駅 - 青森駅間 8,209人/日

2016年4月1日現在のJR東日本の各支社の管轄区間は以下のようになっている[6]

2014年4月1日より福島駅 - 新庄駅間が大都市近郊区間として新設された「仙台近郊区間」となり、同時に山形駅でICカード乗車券Suica」が利用可能となった[7]

沿線概況

起点である福島駅から米沢駅までの区間はいわゆる峠越えでも名高い板谷峠を越える。後節でも触れているが、ここは蒸気機関車時代からの難所であり、電化・高速化および標準軌化によるミニ新幹線が直通運転されるようになった後も、冬季は雪害による遅延や運休が生じやすい。米沢駅から秋田駅まではほぼ奥羽山脈の西側に沿う様な形で進路をとる。途中、山形駅までは蔵王連峰の山々、山形駅から先はしばらく月山の山を望みながら北上する。秋田駅から男鹿線と分岐する追分あたりまでは海こそ見えないが日本海沿いを通り、東能代駅まで八郎潟の東岸を通る。東能代駅から進路を東にとり大館駅を過ぎると再び奥羽山脈に沿う形で北上し矢立峠を越える。越えた後は弘前駅・浪岡駅などの津軽平野の中を西側に岩木山を望みながら走り青森駅へと至る。

運行形態

旅客輸送

路線名称としては1つであり、かつては寝台特急あけぼの」、急行津軽」など、全線通しで運転する列車も存在した。山形新幹線秋田新幹線が開業し、それに伴い一部区間が標準軌改軌されたことにより、従来の1,067mm軌間専用車両で運転される優等列車は、1999年12月4日の山形新幹線新庄駅延伸に伴うダイヤ改正で「こまくさ」が快速列車に格下げ(2002年12月1日ダイヤ改正で廃止)になって以降は秋田駅以北のみの運転となった。普通列車も運行系統としては大きく以下の4つの区間に分かれている。

福島駅 - 新庄駅間

山形新幹線つばさ」が走行する区間である。板谷峠という難所が途中に存在する。新幹線からの直通列車を走らせるために標準軌へ改軌されている都合上、この区間を走行する車両を新庄駅以北で運転することは不可能になっている。また、この区間の在来線普通列車は「山形線」の愛称が付けられ、奥羽本線の他区間と区別されている。運行形態は基本的に福島駅 - 庭坂駅米沢駅間、米沢駅 - 山形駅間、山形駅 - 新庄駅と3つの区間に分けて運転されている。

新庄駅 - 大曲駅間

山形・秋田県境の山間部および盆地を走る区間で、普通列車や快速列車のみが設定されているが、かつては他区間と同様に昼夜問わず優等列車が運転されていた。新庄駅 - 秋田駅間を直通する普通列車に加え、新庄駅 - 真室川駅間と院内駅湯沢駅横手駅 - 秋田駅間の区間列車が設定されており、新庄駅 - 湯沢駅 - 横手駅間は1 - 2時間に1本程度、横手駅 - 大曲駅間は1時間に1本程度運行されている。一部列車はワンマン運転を行っている。山形新幹線の終点である新庄駅と秋田新幹線の途中駅である大曲駅に挟まれた区間であり、両新幹線への乗り継ぎが便利なようにダイヤが組まれている。

大曲駅 - 秋田駅間

秋田新幹線「こまち」が田沢湖線との直通で運行される区間。もともとは複線だったが、秋田新幹線開業時に1線が標準軌に改軌された結果、標準軌線と狭軌線のそれぞれ単線が並べて敷設されている単線並列になっている。一部区間は三線軌条化されているが、2線の一方が「標準軌のみ」で他方が「標準軌+狭軌」である。

2017年1月現在の定期ダイヤでは、標準軌線は「こまち」以外には田沢湖線用の701系5000番台が出入庫のために通行し、狭軌線は後述の普通・快速列車が通行する。一部列車はワンマン運転を行っている。新幹線が運行される区間(新在直通区間)であるが、新幹線車両と在来線車両で利用ホームや線路が分けられていることもあり、「山形線」のような路線愛称はついていない。

普通列車は1時間に1本程度が運行されており、朝に湯沢発秋田行きの快速列車が1本のみ運行されている。この快速は2002年11月30日まで秋田駅 - 湯沢駅 - 新庄駅間で設定されていた快速「かまくら」のうち最速達列車(「かまくら」1号)のダイヤを引き継いだものである。

なお、新庄駅以北大曲駅以南 - 秋田駅間の普通・快速列車は前述のように一括りの系統となっている。殆どの列車は秋田駅を境界とし以北とは系統分離がされているが、早朝の下り1本のみ横手駅追分駅と秋田駅を超える列車が存在する(列車番号は423M→2627Mと変わるが旅客案内上は同一列車案内)。

大曲駅 - 秋田駅間 標準軌を走行するE3系こまち SL秋田こまち号とスーパーこまちの並走(2013年10月13日)
大曲駅 - 秋田駅間 標準軌を走行するE3系こまち
SL秋田こまち号とスーパーこまちの並走(2013年10月13日)

秋田駅 - 青森駅間

当区間は湖西線北陸本線IRいしかわ鉄道線あいの風とやま鉄道線えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン信越本線白新線羽越本線とともに「日本海縦貫線」を形成していることから、通称として当区間を「奥羽北線」、福島駅 - 秋田駅を「奥羽南線」と称することがある。これらは全線開通前に「奥羽北線」「奥羽南線」と呼ばれた区間とは異なる。

優等列車以外は、大きく分けて秋田駅 - 大館駅間、大館駅 - 弘前駅間、弘前駅 - 青森駅間の3系統に分割された運行体系となっており、さらに秋田駅 - 八郎潟駅・東能代駅間および碇ヶ関駅 - 弘前駅・青森駅間の区間列車や、秋田駅 - 追分駅間では男鹿線、弘前駅 - 川部駅間では五能線への直通列車がそれぞれ設定されている。おおむね1 - 2時間に1本程度の運行であるが、秋田駅 - 八郎潟駅間・弘前駅 - 青森駅間では1時間に1 - 2本程度運行されている。また、秋田駅 - 青森駅間の直通列車が毎日1往復設定されている。一部列車はワンマン運転を行っている。2016年3月26日の改正で、津軽新城駅 - 青森駅間の列車が新設され、そのうち夕方の1本は、津軽線蟹田発津軽新城行きで運行される。

2010年12月4日の改正において、青森駅 - 弘前駅間で朝5時台の列車と弘前駅到着が深夜0時過ぎとなる最終列車、弘前駅 - 大館駅間で5時台と22時台に列車が増発された。

秋田駅 - 大館駅間、秋田駅 - 弘前駅間には快速列車がそれぞれ1往復(計2往復)設定されている。このうち朝6時台の大館発秋田行き快速列車は、2002年11月30日までこの区間で設定されていた快速「しらゆき」のうち最速達列車であった「しらゆき2号」のダイヤを引き継いだものである。秋田駅 - 弘前駅間の1往復は、2016年3月26日のダイヤ改正で減便された特急「つがる」の代替で設定されたものである[8]。また、夕方18時台の下り秋田発大館行き快速1本、および2016年3月25日まで快速として運転されていた朝8時台の上り大館発秋田行き普通列車1本は、かつて秋田駅 - 鹿角花輪駅花輪線)間で設定されていた急行「よねしろ」(2002年12月1日より快速に格下げ)のダイヤを引き継いだものであり、2008年3月14日までは唯一の奥羽本線 - 花輪線直通列車として国鉄キハ58・28形気動車で運行されていた。

また、秋田駅 - 東能代駅間と弘前駅 - 青森駅間で五能線直通の「リゾートしらかみ」が1日3往復(冬期は最大2往復。通常は土曜日曜日のみの1往復)運転されている。

1999年頃の大館駅 - 弘前駅間の下りは、8時前後頃から14時前後頃までの間に普通列車が無く、5 - 6時間も運転間隔が開いていた[9]。後にこの時間帯に弘前駅 - 大館駅間に1往復毎日運転の臨時列車が設定され、2008年3月15日のダイヤ改正で定期列車化の上、大館駅で接続していた秋田方面との列車と統合され、下りが酒田駅→弘前駅間の列車に、上りが弘前駅→秋田駅間の列車となった。この列車は後に下りも秋田始発となり、2010年12月4日のダイヤ改正で秋田駅 - 大館駅間と大館駅 - 青森駅間の列車に分割された。そしてこの改正で、新たに大館駅 - 弘前駅間が毎日運転の臨時列車(下り大館発12時台、上り弘前発10時台)となる大館駅 - 青森駅間の列車が1往復新設された。2014年3月15日のダイヤ改正で弘前駅で系統分割され、大館駅 - 弘前駅間の毎日運転の臨時列車は下り大館発11時台、上り弘前発9時台に設定時刻が繰り上げられた。

なお、この区間は新幹線以外の在来線優等列車が走る数少ない区間となっている。2016年3月26日改正時点では以下の列車が設定されている。すべて昼行列車。

  • 特急列車
    • 特急「つがる」(秋田駅 - 青森駅間)

かつて、1992年7月の山形新幹線開業に伴い、秋田駅・新庄駅 - 山形駅間を運行する特急「こまくさ」が設定されていた。山形新幹線との連絡特急としての存在が大きかったが、平日の日中を中心に乗降客が少なく(とりわけ新庄駅以北は閑散としていた)、また特急でありながら停車駅が比較的多く、特急料金をわざわざ支払って乗車する意義についての沿線住民からの意見もあり、1997年3月の秋田新幹線開業を機に大部分の運転区間が横手駅・新庄駅 - 山形駅間に短縮され、1999年3月の山形新幹線新庄延伸工事を機に秋田駅 - 新庄駅間の快速列車へと代わった。「こまくさ」は全区間B特急料金が適用されていたため、秋田駅 - 大曲駅間で並走する秋田新幹線「こまち」(A特急料金適用)とは特急料金が異なっていた。

2016年3月26日の北海道新幹線開業前には、同年3月21日まで新青森駅 - 青森駅間で、新青森駅 - 函館駅間の特急「白鳥」・「スーパー白鳥」が運転されていた。

なお、新青森駅 - 青森駅間は特例として、この区間のみ寝台特急をのぞく特急列車に乗車する場合は乗車券のみで普通車自由席に乗車可能である。2010年12月の特例実施当初、「青春18きっぷ」などの一部の特別企画乗車券にはこの特例は適用されなかったが、2012年夏季より特例が適用されるようになった。

貨物輸送

2014年3月改正時点での定期貨物列車は、秋田駅 - 新青森駅 - 青森信号場間、土崎駅 - 秋田港駅間で運行されている。横手駅 - 秋田駅間も事業免許は有しているが、横手オフレールステーション発着のトラック便があるのみで、定期貨物列車の運行はない。

秋田駅 - 新青森駅 - 青森信号場間は、前述のように日本海縦貫線の一部を成しており、貨物輸送が盛んである。当該区間の大半の貨物列車は、EF81形電気機関車やEF510形電気機関車が牽引するコンテナ車で編成された高速貨物列車である。当該区間のコンテナ取り扱い駅は、秋田貨物駅、大館駅、弘前駅である[10]

土崎駅 - 秋田港駅間は、1日3往復(うち2本は休日運休)の貨物列車が、秋田貨物駅発着で運行される[11]

使用車両

福島駅 - 新庄駅間

新庄駅 - 青森駅間

普通列車には秋田車両センターに所属する701系0・100番台が全区間で使用される。院内駅 - 追分駅間の一部の列車には、719系も運用されている。

このほか、五能線・男鹿線の直通列車などにキハ40系気動車、男鹿線直通列車にEV-E801系蓄電池電車、五能線直通列車「リゾートしらかみ」にHB-E300系気動車が使用される。

奥羽本線を走行するキハ40系

歴史

日本鉄道会社の青森から官営鉄道として奥羽北線、福島から奥羽南線として建設が開始され、1905年に全線が開業した。

年表

奥羽北線

  • 1894年明治27年)12月1日:青森駅 - 弘前駅間が開業。
  • 1895年(明治28年)10月21日:弘前駅 - 碇ケ関駅間が開業。
  • 1899年(明治32年)
    • 6月21日:碇ケ関駅 - 白沢駅間が開業。
    • 11月15日:白沢駅 - 大館駅間が開業。
  • 1900年(明治33年)10月7日:大館駅 - 鷹ノ巣駅間が開業。
  • 1901年(明治34年)11月1日:鷹ノ巣駅 - 能代駅(現在の東能代駅)間が開業。
  • 1902年(明治35年)
    • 8月1日:能代駅(現在の東能代駅) - 五城目駅(現在の八郎潟駅)間が開業。
    • 10月21日 五城目駅 - 秋田駅間が開業。
  • 1903年(明治36年)10月1日:秋田駅 - 和田駅間が開業。
  • 1904年(明治37年)
    • 8月21日:和田駅 - 神宮寺駅間が開業。
    • 12月21日:神宮寺駅 - 大曲駅間が開業。
    • 1899年(明治32年)5月15日:福島駅 - 米沢駅間が開業。
    • 1900年(明治33年)4月21日:米沢駅 - 赤湯駅間が開業。
    • 1901年(明治34年)
      • 2月15日:赤湯駅 - 上ノ山駅(現在のかみのやま温泉駅)間が開業。
      • 4月11日:上ノ山駅 - 山形駅間が開業。
      • 8月23日:山形駅 - 楯岡駅(現在の村山駅)間が開業。
      • 10月21日:楯岡駅 - 大石田駅間が開業。
    • 1902年(明治35年)
      • 7月21日:大石田駅 - 舟形駅間が開業。
      • 11月1日 漆山駅が開業。
    • 1903年(明治36年)
    • 1904年(明治37年)10月21日 新庄駅 - 院内駅間が開業。
    • 1905年(明治38年)
      • 7月5日:院内駅 - 湯沢駅間が開業。
        • 1906年(明治39年)12月25日:大沢信号所が駅に変更され大沢駅が開業。
        • 1907年(明治40年)
          • 1月25日:富根駅が開業。
          • 4月10日:貨物支線 土崎駅 - 雄物川駅(現在の秋田港駅)間が開業。
        • 1909年(明治42年)
          • 6月12日:赤岩信号場(現在の赤岩駅)構内で煙害による列車脱線転覆事故が発生。
          • 10月12日国有鉄道線路名称制定により、福島駅 - 青森駅間を奥羽本線とする。
          • 11月1日:能代駅が機織駅(現在の東能代駅)に改称。
        • 1910年(明治43年)
          • 8月11日:庭坂駅 - 赤岩駅間で風水害によりトンネルなど崩落。
          • 8月19日:8月11日に発生したトンネルなど崩落の影響により、崩落したトンネルなどの周囲を徒歩連絡とすることで庭坂駅 - 赤岩駅間が仮復旧。
          • 10月13日:赤岩信号所が駅に変更され赤岩駅が開業。
        • 1911年(明治44年)
          • 9月5日:庭坂駅 - 赤岩駅間で前年崩落したトンネルを含む区間は放棄され、別線による復旧で運転再開。
          • 12月5日:金井駅(現在の蔵王駅)・東根駅が開業。
        • 1912年大正元年)11月1日:釜淵駅 - 及位駅間に大滝信号所が開設。
        • 1913年(大正2年)7月15日:泉田駅が開業。
        • 1915年(大正4年)9月11日:新城駅が津軽新城駅に改称。
        • 1916年(大正5年)
          • 7月7日:石川駅が開業。
          • 9月20日:新町駅が真室川駅に改称。
          • 12月1日:芦沢駅が開業。
        • 1917年(大正6年)
        • 1918年(大正7年)11月10日:袖崎駅が開業。
        • 1919年(大正8年)
        • 1921年(大正10年)
          • 7月20日:北山形駅が開業。左沢軽便線(現在の左沢線)の列車のみ停車。
          • 11月10日:羽後境駅 - 和田駅間に船岡信号所が開設。
          • 12月10日:十文字駅 - 横手駅間に柳田信号所が開設。
          • 12月12日:後三年駅が開業。
          • 12月15日:羽前豊里駅が開業。
        • 1922年(大正11年)4月1日:信号所が信号場に改称。
        • 1923年(大正12年)11月5日:横堀駅 - 湯沢駅間に三関信号場が開設。
        • 1924年(大正13年)
          • 12月20日:刈和野駅 - 羽後境駅間に峰吉信号場が開設。北常盤駅が開業。
        • 1926年(大正15年)
          • 10月25日:貨物支線 滝内信号場 - 青森操車場(現在の青森信号場)間が開業。
          • 11月1日:五城目駅が一日市駅に改称。
          • 11月7日:柳田信号場が駅に変更され柳田駅が開業。
        • 1927年昭和2年)
          • 9月11日:北山形駅に奥羽本線ホームが開業。
          • 11月17日:羽後飯塚駅が開業。
        • 1929年(昭和4年)
          • 2月25日:船岡信号場が大張野信号場に改称。
          • 8月27日:二ツ井駅 - 鷹ノ巣駅間に前山信号場が開設。
          • 11月15日:大釈迦駅 - 津軽新城駅間に鶴ヶ坂信号場が開設。
        • 1930年(昭和5年)
          • 4月1日:貨物支線 滝内信号場 - 青森操車場間の起点・終点が変更され、津軽新城駅 - 浦町駅間となる。
          • 6月21日:峰吉信号場が駅に変更され、峰吉川駅が開業。
          • 7月1日:三関信号場が駅に変更され、三関駅が開業。
        • 1933年(昭和8年)
          • 1月20日:鶴ヶ坂信号場が駅に変更され、鶴ケ坂駅が開業。
          • 10月17日:羽前千歳駅が開業。
        • 1935年(昭和10年)4月15日:大鰐-川部間ガソリンカー運転開始[12]。陸奥森山駅・門外駅・大清水駅・和徳駅・撫牛子駅・豊蒔駅が開業[13]
        • 1940年(昭和15年)11月1日:陸奥森山駅・門外駅・大清水駅・和徳駅・豊蒔駅廃止
        • 1941年(昭和16年)9月20日:大滝信号場が駅に変更され、大滝駅が開業。
        • 1942年(昭和17年)10月11日:陣場 - 碇ヶ関間に矢立信号場が開設。
        • 1943年(昭和18年)6月15日:機織駅が東能代駅に改称。
        • 1944年(昭和19年)
          • 3月31日:秋田駅 - 土崎駅間に八幡田信号場が開設。
          • 4月1日:雄物川駅が秋田港駅に改称。
          • 6月1日:森岳駅 - 東能代駅間に金岡信号場が開設。
          • 9月28日:土崎駅 - 追分駅間に上飯島信号場が開設。
          • 12月1日:舟形駅 - 新庄駅間に鳥越信号場が開設。陸羽東線鳥越信号場 - 新庄間の線路が撤去され奥羽本線と共用化。
        • 1948年(昭和23年)4月27日:赤岩駅 - 庭坂駅間で402列車(青森発上野行)が走行中、機関車などが脱線し、高さ10mの土手から転落(乗務員3名死亡)。原因不明。『庭坂事件』と呼ばれている。
        • 1949年(昭和24年)
          • 4月29日:福島駅 - 米沢駅間が直流電化[14]
          • 6月1日:矢立信号場が駅に変更され、津軽湯の沢駅が開業。
        • 7月11日:土崎駅 - 追分駅間の上飯島信号場が廃止。
        • 1950年(昭和25年)
          • 2月1日:大張野信号場・鯉川信号場がそれぞれ駅に変更され、大張野駅・鯉川駅が開業。
          • 11月1日:醍醐仮乗降場が開業。
        • 1951年(昭和26年)
          • 3月1日:金井駅が蔵王駅に改称。前山信号場が駅に変更され、前山駅が開業。
          • 11月15日:醍醐仮乗降場が駅に変更。
        • 1952年(昭和27年)
          • 1月25日:鶴形駅が開業。
          • 2月25日:金岡信号場が駅に変更され、北金岡駅が開業。
          • 3月5日:北上ノ山駅(現在の茂吉記念館前駅)・南出羽駅・高擶駅が開業。
          • 11月15日:羽前中山駅が開業。
          • 12月1日:長峰駅が開業。
        • 1954年(昭和29年)
          • 4月10日:土崎駅 - 追分駅間に上飯島信号場が開設。
          • 5月1日:下川沿駅が開業。
          • 12月1日:乱川駅・蟹沢駅が開業。
        • 1956年(昭和31年)
        • 1960年(昭和35年)
          • 8月1日:秋田駅 - 秋田操車場(現在の秋田貨物)間複線化。八幡田信号場が操車場に変更され、秋田操車場が開業。
          • 11月1日:山形駅 - 羽前千歳駅間が直流電化。
          • 12月20日:北大石田駅が開業。鳥越信号場 - 新庄駅間が陸羽東線との単線並列に戻され、鳥越信号場が廃止(鳥越信号場付近の陸羽東線上に南新庄駅が開業)。
        • 1963年(昭和38年)
          • 8月22日:糠沢駅 - 早口駅間・二ツ井駅 - 前山駅間で豪雨による土砂崩壊があり、不通になる。当時大阪駅 - 青森駅間で運転されていた特急「白鳥」は五能線経由で運転。
          • 9月27日:赤湯駅 - 中川駅間に北赤湯信号場が開設。
          • 10月1日:秋田操車場 - 追分駅間が複線化。土崎駅 - 追分駅間の上飯島信号場が廃止。
          • 11月2日:新第3及位トンネル使用開始(大滝駅 - 及位駅間第3及位トンネルの海側に新しく掘削したもので89m、将来の電化に備えて交流電化用となっている)。
        • 1964年(昭和39年)
          • 2月10日:上飯島駅が開業。
          • 9月28日:追分駅 - 大久保駅間に大清水信号場が開設。
          • 10月1日:秋田操車場が貨物駅に変更され、秋田操駅が開業。
        • 1965年(昭和40年)
          • 6月1日:一日市駅が八郎潟駅に改称。
          • 10月1日:北金岡駅 - 東能代駅間に南能代信号場、二ツ井駅 - 前山駅間に七座信号場が開設。滝内信号場が青森駅に統合されて滝内信号所になり、廃止される。
        • 1966年(昭和41年)4月8日:二ツ井駅 - 七座信号場間の第3小繋トンネル内で貨物870列車が脱線、64時間不通。なお特急「白鳥」は五能線経由で運転。
        • 1967年(昭和42年)
          • 1月11日:楯岡駅 - 袖崎駅間に金谷信号場が開設。
          • 9月18日:鹿渡駅 - 森岳駅間が複線化。
          • 9月27日:弘前駅 - 撫牛子駅間が複線化。
        • 1968年(昭和43年)
          • 7月21日:貨物支線 津軽新城駅 - 青森操車場 - 浦町駅間が廃止。津軽新城駅 - 青森操車場 - 東青森駅間が開業(東北本線経路変更のため。実質的には終点の変更)。
          • 7月25日:赤湯駅 - 北赤湯信号場間が複線化。
          • 8月30日:石川駅 - 弘前駅間が複線化。
          • 9月8日:山形駅 - 北山形駅間が複線化。山形駅 - 羽前千歳駅間が交流電化に変更。
          • 9月22日:庭坂駅 - 赤岩駅間、大沢駅 - 関根駅間が複線化。福島駅 - 米沢駅間が交流電化に変更。
          • 9月23日:上ノ山駅(現在のかみのやま温泉駅) - 蔵王駅間が複線化。米沢駅 - 山形駅間が交流電化。
          • 9月25日:舟形駅 - 新庄駅間に鳥越信号場が開設。
          • 9月27日:大館駅 - 白沢駅間が複線化。
          • 9月29日:及位駅 - 院内駅間が複線化。
        • 1969年(昭和44年)
          • 8月29日:羽後飯塚駅 - 八郎潟駅間が複線化。
          • 9月2日:富根駅 - 二ツ井駅間が複線化。
          • 9月25日:鷹ノ巣駅 - 早口駅間が複線化。
        • 1970年(昭和45年)
          • 6月30日:赤岩駅 - 板谷駅間が複線化。
          • 9月25日:撫牛子駅 - 川部駅間が複線化。
          • 11月5日:陣場駅 - 津軽湯の沢駅間が複線化。
        • 1971年(昭和46年)
          • 8月5日:二ツ井駅 - 前山駅間が複線化。七座信号場が廃止。
          • 8月25日:秋田駅 - 青森駅間、滝内信号所 - 青森操車場間が交流電化。
          • 8月31日:津軽湯の沢駅 - 長峰駅間が複線化。
          • 9月17日:羽前中山駅 - 上ノ山駅間、鶴形駅 - 富根駅間が複線化。
          • 9月20日:板谷駅 - 大沢駅間が複線化。
          • 9月25日:白沢駅 - 陣場駅間が複線化。
          • 10月:秋田駅 - 青森駅間に列車集中制御装置 (CTC) が導入。
          • 12月10日:蔵王駅 - 山形駅間が複線化。
        • 1973年(昭和48年)4月11日:芦沢駅 - 舟形駅間(猿羽根トンネル付近)で大規模な土砂崩壊発生。運転再開まで20日間を要した。
        • 1974年(昭和49年)11月1日:米沢駅 - 新庄駅間に CTC が導入。
        • 1975年(昭和50年)
          • 8月6日集中豪雨のため、大滝駅で待避していた急行「津軽2号」(青森行・12両編成)が迂回運転のため新庄駅へ向けて発車しようとしたときに土砂崩れに襲われ、1両が横転し、5両が土砂を被る(旅客1名死亡・16名負傷)。土砂崩れなどにより、真室川駅 - 横堀駅間など不通箇所が続出。
          • 8月13日:8月6日の土砂崩れの影響で不通となっていた真室川駅 - 横堀駅間などの区間の運転が再開。
          • 8月20日:台風5号崩れの低気圧の集中豪雨のため、大館駅 - 弘前駅間・鷹ノ巣駅 - 森岳駅間が不通になる。
          • 8月21日:四ツ小屋駅 - 秋田駅間が複線化。
          • 8月26日:8月20日の集中豪雨による不通区間(大館駅 - 弘前駅間・鷹ノ巣駅 - 森岳駅間)が復旧し運転再開。
          • 8月28日:大張野駅 - 和田駅間が複線化。
          • 9月5日:和田駅 - 四ツ小屋駅間が複線化。
          • 9月17日:芦沢駅 - 舟形駅間、羽後境駅 - 大張野駅間が複線化。
          • 9月26日:峰吉川駅 - 羽後境駅間が複線化。
          • 10月13日:羽前千歳駅 - 秋田駅間が交流電化。これにより全線電化が完成。
          • 11月25日:新庄駅 - 秋田駅間に CTC が導入。
        • 1979年(昭和54年)
          • 2月27日:大沢駅 - 関根駅間で土砂崩れが発生し、同区間で不通になる。
          • 3月1日:2月27日に発生した土砂崩れの復旧作業が終了し、運転再開。
        • 1981年(昭和56年)
          • 9月11日:大曲駅 - 神宮寺駅間が複線化。
          • 11月8日:前日の7日から青森県に雪が降り続き、9日浪岡駅付近で線路わきの松の木が雪の重みで架線に倒れ、上下線とも一時不通。寝台特急「日本海1号」などが立往生した。青森市街地は40cmの積雪で、11月上旬の雪としては明治27年(1894年)青森地方気象台の観測開始以来の記録であった。
        • 1982年(昭和57年)3月29日:福島駅 - 笹木野駅間が複線化。
        • 1983年(昭和58年)
          • 5月26日日本海中部地震が発生し、森岳駅 - 東能代駅間が不通となる。
          • 6月7日:日本海中部地震で不通となっていた森岳駅 - 東能代駅間が復旧し、運転再開。
        • 1984年(昭和59年)
          • 11月8日:神宮寺駅 - 刈和野駅間が複線化。
          • 12月1日:福島駅 - 米沢駅間で CTC が導入。
        • 1986年(昭和61年)
          • 7月2日:北山形駅 - 羽前千歳駅間が複線化[15]
          • 11月1日:新青森駅が開業。

        国鉄分割民営化以降