やまぐちけん
山口県
元乃隅稲荷神社 (33131861841).jpg
山口県の旗
山口県旗
日本の旗 日本
地方 中国地方
山陽地方山陰地方
中国・四国地方
団体コード 35000-1
ISO 3166-2:JP JP-35
面積 6,112.53km2
総人口 1,368,495
推計人口、2018年10月1日)
人口密度 224人/km2
隣接都道府県 島根県広島県福岡県大分県
県の木 アカマツ
県の花 夏みかんの花
県の鳥 ナベヅル
他のシンボル 県の魚:フグ
県の獣:ホンシュウジカ
県の歌:山口県民の歌
山口県庁
知事 村岡嗣政
法人番号 2000020350001
所在地 753-8501
山口県山口市滝町1番1号
北緯34度11分10秒東経131度28分13.8秒座標: 北緯34度11分10秒 東経131度28分13.8秒
山口県庁
外部リンク 山口県
山口県の位置

山口県行政区画図

― 市 / ― 町

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山口県(やまぐちけん)は、日本の一つ。中国地方を構成する五県(中国五県)のうちの一つで、九州地方との連接点となっている。

概要

山口県政資料館(旧山口県庁舎)

本州最西端に位置しており、三方を海に囲まれている。県土の大半は山陽地方に含まれ、北浦地区萩市長門市など)が山陰地方の西端に当たるとされる。県庁所在地は県央部の山口市であるが、県内最大の都市は県西端に位置する下関市となっている。また、県西部(下関市・宇部市など)は福岡県との繋がりが密接であり、県東部(岩国市など)は広島県との繋がりが密接である(詳細は後述)。

令制国長門国周防国に相当するので、防長(ぼうちょう)という別名を持つ。周防国と長門国は後に毛利氏によって統治され、江戸時代には併せて長州藩と称していたことから、長州(ちょうしゅう)と呼ばれることもある。

県魚に指定されているふぐは南風泊市場(下関市)が日本一の市場取扱量を占める。地元や周辺地域では、主に取扱業者やマスコミなどが縁起を担いでフグとは呼ばず「ふく」と呼ぶ(ふぐが「不遇」に繋がり、ふくが「福」に繋がるためとされている)呼び方を定着させようとしている(下関とふく参照)。ふぐの他にも海産物の資源が豊富である。

地形・地域

地形

南側を瀬戸内海広島湾伊予灘周防灘)、西側と北側を日本海響灘)と、三方をに囲まれ、その中央部を中国山地が横断している。中国山地に水源を発する河川として、一級水系佐波川および小瀬川二級水系錦川椹野川厚東川木屋川阿武川等がある。平野部が小さく、瀬戸内側の一部(主要河川の河口部並びに周南地区)を除けば山に囲まれた谷底平野が多く存在する。

気候

外海と内海の両方に面し、中央部に山地が横たわるという地理的条件上、同じ県内でも気候には大きな違いが見られる。気候の特徴的に「瀬戸内海沿岸地域」「内陸山間地域」「日本海沿岸地域」に大きく分けられるが、年平均気温が12~16度、年平均降水量が1,600~2,300mmと比較的温暖であり、風水害や地震も比較的少ない[1]。ただし、梅雨期は広島県と同様に梅雨前線と暖湿流の影響で大雨となりやすい上、急傾斜地崩壊危険箇所等の数も広島県に次いで全都道府県で2位[2] であり、表層に堆積した真砂土による土砂災害が発生しやすく、近年でも平成21年7月中国・九州北部豪雨平成25年7月28日の島根県と山口県の大雨で被害を受けている地域がある。

このように、同じ県内でも地域ごとの気象傾向に差があることもあり、天気予報を発表する際の一次細分区域は「西部」「中部」「東部」「北部」の4つに設定されている(元々は「東部」「西部」「北部」の3区分だった)。2003年(平成15年)3月3日には気象に関する注警報・警報発表区域の細分化(二次細分区域の設定)が行われ、県内が7区域「西部」(豊田 / 下関・宇部)、「中部」(山口・防府 / 周南・北玖珂)、「東部」、「北部」(長門 / 萩・美祢)に細分化された。2007年(平成19年)3月1日には市町村合併を反映する形で二次細分区域が再編され、二次細分区域が8区域に再設定されている。

  • 現行の気象区分(2007年(平成19年)3月1日現在、カッコ内は二次細分区域)[3]
    • 山口県西部(下関 / 宇部・山陽小野田)
    • 山口県中部(山口・防府 / 周南・下松)
    • 山口県東部(岩国 / 柳井・光)
    • 山口県北部(長門 / 萩・美祢)

長らく県内の有人観測点は山口測候所・下関地方気象台の2箇所であったが、山口測候所は2010年10月1日を持って廃止され、現在は下関地方気象台のみとなっている。なお、下関地方気象台は福岡管区気象台の管轄であり、山口県は気象庁の予報区分では「九州北部地方(山口県含む)」として九州北部と同一の区域として扱われる。

自然公園

県内の国定公園指定地域である、秋吉台

山口の分類

上述の通り山口県は中国地方の一つに区分されるが、関門海峡・周防灘を挟んで九州に近接していることから、九州とのつながりも深い。

中国地方に組み込まれるもの

衆議院比例区(中国ブロック)、国土交通省中国地方整備局(下関の港湾空港部を除く)、中国運輸局NHK(中国)、ゆうちょ銀行中国エリア、NTTドコモエヌ・ティ・ティ・ドコモ中国)、全国高等学校総合体育大会<インターハイ>(中国大会)、選抜高等学校野球大会(中国・四国ブロック)、第6管区海上保安本部(岩国から防府までの周防灘)

九州地方に組み込まれるもの

気象区分(山口県を含む九州北部。山口県の気象状況を発表する下関地方気象台福岡管区気象台の管轄になるため)、国土交通省九州地方整備局(下関の港湾空港部)、第7管区海上保安本部(萩から下関までの日本海・響灘と、下関から宇部までの周防灘)。また、税関も県内の税関支所は全て門司税関の管轄である。

九州経済連合会は2006年に改称する以前には「九州・山口経済連合会」と称しており、改称後も下関市を中心に山口県に本社を置く企業・法人18社が加盟している[4]。 このほか、シーモール下関の核テナントの一つであった「ダイエー下関店」は九州地区の管轄であったため、県内他店舗が軒並み閉鎖される中でも閉店を免れていたが、2010年9月20日に閉店した。

地域圏

山口県 地域区分図

地形は、県中央部が山地で沿岸・山あいに小規模な平野や盆地が分散している。海岸線は臨海工業が立地して、それぞれの工場地区ごとに労働力を引き寄せた。また、幹線交通網である国道2号山陽本線も海岸線沿いに走っているため、物流・内陸工業の面でも労働力を引き寄せた。このような産業構造と分布をしているため、特定地域への人口・物流・資本・情報の一極集中は発生せず、多極分散型の地域構造となっている。

県庁所在地である山口市の県内他地域に対する求心力が低いこともあって、同市など県央地域よりも県外の地域との交流が深い自治体もある。県西部の下関市福岡県北九州市とともに関門都市圏の核都市となっており、宇部市山陽小野田市美祢市などが同都市圏に含まれるほか、県東部の岩国市和木町などは広島県広島市を核都市とする広島都市圏に含まれる。また、萩市の江崎・小川地区(旧・田万川町)や須佐・弥富地区(旧須佐町)などは島根県益田市との結び付きが強く、益田都市圏に含まれる。

都市圏

地域圏にはいくつかの区分方法が考えられるが、一例として山口県による 8つの広域都市圏 がある[5]。下関広域都市圏と長門広域都市圏は、広域都市圏内で合併が進み、圏内1市となった。以下に記載する人口は、2018年10月1日現在。なお、山口県の総人口は1,368,495人[6]

地区 広域都市圏
(通称;読み)
構成市郡 圏域人口
(人)
岩柳 岩国広域都市圏
(岩国・玖珂地域;いわくに・くが-)
岩国市玖珂郡
(1市1町)
138,481
柳井広域都市圏
(柳井・大島地域;やない・おおしま-)
柳井市熊毛郡大島郡
(1市4町)
77,105
周南 周南広域都市圏
(周南地域;しゅうなん-)
周南市下松市光市
(3市)
247,918
山防 山口・防府広域都市圏
(県央地域)
山口市防府市
(2市)
310,201
厚狭 宇部・小野田広域都市圏
(宇部・美祢地域;うべ・みね-/厚狭地域;あさ-)
宇部市山陽小野田市美祢市
(3市)
251,575
豊関 下関広域都市圏
(豊関地域;ほうかん-)
下関市(1市) 259,855
長北 長門広域都市圏
(長門大津地域;ながと・おおつ-)
長門市(1市) 33,570
萩広域都市圏
(萩地域)
萩市阿武郡
(1市1町)
49,790