東映ラボ・テック株式会社
Toei Labo Tech Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証2部 9732
2007年3月27日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
東京都調布市国領町8-9-1
設立 1951年3月17日
業種 情報・通信業
法人番号 7012401008226
事業内容 デジタル事業、ポスプロ事業、フィルムアーカイブ
代表者 中山正久
資本金 1億円
従業員数 220人
決算期 3月
主要株主 東映株式会社
外部リンク http://www.toeilab.co.jp/
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東映ラボ・テック株式会社(とうえいラボ・テック)は、東映が製作した映画・テレビ作品のフィルムテレシネビデオ編集などを行うポストプロダクション企業である。東映グループ傘下。

概要

東映の作品だけに留まらず、他社作品の現像も行っていた。また、逆に東映作品であっても同社で現像していない作品も存在する(関連項目参照)。

テレビアニメにおいては、1970年代から1980年代前半にかけて、国際映画社葦プロダクション東京ムービー新社などが制作した作品の現像も手掛けていた。

ピンク映画において、東洋現像所(現・IMAGICA)で現像が行われていた日活ロマンポルノにおいても、外部のプロダクションが製作した買い取りピンク等の一部作品は東映化学で現像が行われていた。撮影がデジタル化された現在においても、仕上げなどで関わっている。

映画フィルムでは、1950年代にアグフア社製フィルムの現像を行っていた時期もあったが、1960年頃からは、富士フイルムコダック社製フィルムの現像が専門になる。コダックの純正現像に特化した東洋現像所が、関西(京都)における各映画会社の現像処理を一手に引き受けていたこともあって、時代劇の撮影にはコダックを用いる習慣も当然の如く定着していたが、1970年代中盤までの東映京都作品は、コダックの現像を東映化学に依頼することも多かった。東映化学に現像を依頼した作品では、タイトルロゴの左側下に富士フイルムの表示を記しており、コダック製の現像液を使っていた東洋現像所に対し、東映化学では富士フイルム製の現像液を用いて、マゼンタ寄りの黄色い色彩に仕上げるのが特徴であった。富士フイルムによる撮影→現像でも、シアンを強調する東京現像所とは対照的に、マゼンタを強調する色彩設定は東映化学の伝統であり、その伝統は現在の東映ラボ・テックにも継承されている。

1980年代の後半には、現像済みのネガフィルムをテレシネ時にポジ反転させる、「ファイン・ネガ・ビデオシステム」という技術(ネガテレシネ)を開発。この技術はフィルム撮影作品に多用されていた。

東映ラボ・テックとして「製作委員会」に参加し、制作への出資も行っていた。

近年は、過去の映画・テレビ作品のアーカイブ事業にも力を入れている。

歴史