白川
白川 2007年1月22日撮影
白川 熊本市新代継橋から下流方
水系 一級水系 白川
種別 一級河川
延長 74 km
平均流量 25.39 m³/s
流域面積 480 km²
水源 根子岳(熊本県)
水源の標高 1,433 m
河口・合流先 有明海(熊本県)
流域 日本の旗 日本 熊本県
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白川(しらかわ)は、熊本県中北部を流れる一級河川一級水系白川の本流である。水源は環境省により、名水百選に指定されている。

地理

阿蘇山根子岳(標高1,433m)に発し、阿蘇山カルデラの南部「南郷谷」を西流。立野(南阿蘇村)で、カルデラの北側「阿蘇谷」を流れる支流の黒川と合流する。急流の多い上中流域を抜けると、熊本市市街部を南北に分けて貫流し、有明海に注ぐ。河口部では加藤清正以来の干拓が行われる。

白川水源

白川水源

熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字白川にある湧水である。「白川吉見神社」境内から年間を通じて14℃、60t/分トンの水が湧き出ており1985年(昭和60年)名水百選に選定された[1]

白川の水源の1つであり白川水源付近を流れる河川は、「下の川」で、近辺の白川沿いには他にも多数の湧水があり、南阿蘇村湧水群として平成の名水百選に選定されている[2]。また南阿蘇村は水の郷百選水の生まれる里として選定されている。[3] 2012年3月17日、南阿蘇鉄道南阿蘇白川水源駅が開業した。

歴史

加藤清正による河川改修

最初に大規模な河川改修を行ったのは加藤清正であることがわかる。肥後入国後に自ら船に乗り、何度も白川を往復して検分したと伝えられている。流域全体に様々な治水対策が行われ、一部は現在も生かされている。

  • 治水工事
    • 鹿漬堰(しつけぜき)- 鹿漬堰(しつけぜき)- 黒川との合流地点に設けられた堰。白川の流速を速め、黒川の流速を遅くするために設けられた。
    • 石刎(いしばね)- 川岸から中央に向かって突き出した石堤。堤防を保護するために流速を下げることを狙ったもので、流域各所に設けられていた。
  • 城下町付近の流路変更 - 諸説あるが、かつての白川は現在の子飼橋〜

    1953年(昭和28年)6月26日、梅雨前線による集中豪雨で白川が氾濫し熊本市の広い範囲が床上浸水、またその2ヶ月前に阿蘇山が噴火していたことで大量の泥(火山灰)が市街地へ流入した。この白川流域の水害についてを「白川大水害」、または日付から「6・26水害」と呼ぶ。熊本のほか福岡・佐賀などでも大きな被害をもたらしたこれらの水害の詳細は昭和28年西日本水害#白川大水害を参照。

    平成24年7月九州北部豪雨による氾濫

流域の自治体

熊本県