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こうべし
神戸市
 神戸港 明石海峡大橋風見鶏の館神戸南京町 摩耶山からの夜景神戸ポートタワー
神戸市旗 神戸市章
神戸市旗 神戸市章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
団体コード 28100-0
法人番号 9000020281000
面積 557.02km2
(境界未定部分あり)
総人口 1,527,481[編集]
推計人口、2018年4月1日)
人口密度 2,742人/km2
隣接自治体 明石市三木市三田市宝塚市西宮市芦屋市加古郡稲美町淡路市(海上で隣接)
市の木 さざんか
市の花 あじさい
市の歌 神戸市歌(1951年制定)
神戸市役所
市長 久元喜造
所在地 650-8570
兵庫県神戸市中央区加納町六丁目5番1号
北緯34度41分24.6秒東経135度11分43.6秒座標: 北緯34度41分24.6秒 東経135度11分43.6秒
神戸市役所
外部リンク 神戸市

神戸市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

神戸市行政区画図

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神戸市(こうべし)は、兵庫県南部に位置する兵庫県の県庁所在地である。垂水区須磨区長田区兵庫区中央区灘区東灘区北区西区から構成される政令指定都市である。日本の市で6番目の人口を有する。

概要

『摂州神戸海岸繁栄図』浮世絵師長谷川小信(二代貞信)
開港当時の神戸港の様子を描いた錦絵
神戸居留地海岸通(明治18年頃)

の迫る東西に細長い市街地を持ち、十分な水深のある扇状の入り江部に発展した理想的な港湾神戸港を有する日本を代表する港町である。

神戸」という地名は、現在の三宮元町周辺が古くから生田神社神封戸の集落(神戸「かんべ」)であったことに由来する。西国街道の宿場町であり北前船の出発地の一つでもあった兵庫津(ひょうごのつ)に近く、廻船問屋が軒を並べていた神戸村を指していた。神戸三社(神戸三大神社)をはじめとする市内・国内にある神社の神事に使うお神酒の生産にも係わり、前述の有馬温泉や神封戸の形成も市名の由来に関係している。

海運においても古くから盛んで、近代には世界の市場にその名を知られるほどに隆盛していった。以降も貿易・鉄鋼・造船・機械・製造ゴム真珠加工・観光等の産業を中心に発展、ファッション医療食料品などの産業も近年は盛んである。

1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震による阪神・淡路大震災では市内のほぼ全域で震度7を観測。市街地と港、道路、インフラは甚大な被害を受けたが急速に復興を遂げ、2005年には国内3番目の市営空港として神戸空港が開港した。

2008年、アジアの都市で初めて「デザイン都市」としてユネスコに認定された。

2012年スイスのECAインターナショナルが世界400余りの都市の、気候、医療サービス、インフラ、安全性、大気品質などの生活水準を調査し発表した「世界で最も住みやすい都市」で、日本の都市で唯一トップ10に入り、世界全体で5位、アジア圏ではシンガポールに次ぐ2位に選ばれている。

沿革・詳細

神戸市は、明治初期まで使われた律令制では、畿内(かつての首都圏)の西の境に位置し、現在の須磨区垂水区を境に東は五畿内の摂津国、西は播磨国であった。

神戸港の前身となる沿岸地域は大坂の外港・経由地として栄え「兵庫津」と呼ばれた。遣隋使の時代には、すでに港は開かれていたが、平清盛により経が島の近くにである福原京が計画された前後に貿易の拠点として整備され大輪田泊(おおわだのとまり)と呼ばれたことがその発展の始まりとされる。

江戸時代に、西宮宿(現在の西宮市)と大蔵谷宿(同明石市)とを繋ぐ宿場として兵庫津が存在した。兵庫津は自治組織として港町として扱われた浜方と、宿場町を司る岡方とが存在した。本陣は浜方と岡方の双方に存在したが、江戸時代中期以降は浜方の本陣の利用を希望する大名家が漸増した。

条約による1868年の兵庫開港の際、神戸村が事実上の開港場となり、外国人居留地や港が造られ、1879年に勅令により「神戸港」となる。その後、日清戦争第一次世界大戦を経て上海香港シンガポールをしのぐ規模となり、1990年代初期までの間、東洋最大の港として発展を続けた。一方、港と共に造船・鉄鋼・機械を中心とした工業も発達し、阪神工業地帯の中核を担う日本有数の重工業都市に成長する。県名の由来にもなっている「兵庫」と神戸とは元来別々の町村であったが、市域の拡大によって一つの都市としてまとまっていった。

手彩色絵葉書新開地

太平洋戦争末期、他の諸都市同様に米軍の重要な戦略目標であった神戸はB29による度重なる空襲を受け、当時の市街地・工業施設・港湾施設の大半を破壊・焼失し、多くの犠牲者を出した(神戸大空襲)。

戦後の高度経済成長期には、市街後背部の山地より削り取った土砂を用いてポートアイランドを代表とする人工島を臨海部に埋立造成し、商工業・住宅・港湾用地として整備するとともに、埋立用土砂採取後の丘陵地を住宅地・産業団地として開発した。この一連の施策は「山、海へ行く」と呼ばれ、都市インフラの拡充・整備が大きく進むことになった。1981年のポートアイランド第一期竣工時には、地方博ブームの先駆けとなる「神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア'81)」を開催して成功させるなど、これらに代表される都市経営手法は、「株式会社神戸市」と称され全国の市町村から自治体経営の手本とされた。

1995年阪神・淡路大震災が発生し、神戸は甚大な被害を受けた。震災での被害による港湾機能の麻痺や、震災以前からの上海・香港・高雄釜山などに代表されるアジア諸港の追い上げによって、国際貿易港としての相対的地位はかつてと比べると低下した。しかし、近年の震災復興により国際貿易港としての地位を回復する傾向にあり、日本を代表する港湾都市の一つとして発展を続けている。

また、人口においても震災直後に7%余り減少したものの、新長田駅前・JR六甲道駅前での震災復興再開発事業やポートアイランド二期事業・神戸医療産業都市構想などの事業によって呼び戻されて2004年11月には震災前を超えるまでに回復した。2007年3月に実施された国勢調査の速報値では152万9187人となっていて過去最大を更新している(全国の市で第6位)。なかでも、都心への回帰現象がみられる中央区や大阪へのベッドタウン化が進む東灘区灘区において高い増加率が目立っている。

地理

六甲連山(南側)
  • 神戸市は空港や新幹線の駅を有し、また東京と九州の中間地点でもあり、明石海峡に架かる明石海峡大橋(垂水区)を介して淡路島四国にも通じる交通の要衝である。
  • 南は瀬戸内海大阪湾に面して世界でも有数の港が広がっている。また、市域中央部の六甲山地が海の近くまで迫っているために市街地は南北に狭く東西に長い。
  • 海岸部は約35km。そのうち、植物が見られるのは妙法寺川から明石市との境に近い山田川河口右岸辺りまでの約12km[1]
  • 気候は瀬戸内海式気候であり、冬季は比較的温暖、夏は暑い。1999年9月に気象台が中山手通7丁目から港湾部(海岸通一丁目)へ移転後、年間通して気温は大きく上昇した。六甲山の北側の内陸部と海岸部では大きな気温差がある。
神戸市(神戸海洋気象台・中央区脇浜海岸通1丁目)1981 - 2010年平均の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 19.2
(66.6)
20.8
(69.4)
23.7
(74.7)
28.5
(83.3)
31.9
(89.4)
34.2
(93.6)
37.7
(99.9)
38.8
(101.8)
35.8
(96.4)
31.4
(88.5)
26.2
(79.2)
23.7
(74.7)
38.8
(101.8)
平均最高気温 °C (°F) 9.0
(48.2)
9.6
(49.3)
12.8
(55)
18.7
(65.7)
23.2
(73.8)
26.6
(79.9)
30.0
(86)
31.8
(89.2)
28.5
(83.3)
22.7
(72.9)
17.3
(63.1)
11.9
(53.4)
20.2
(68.4)
日平均気温 °C (°F) 5.8
(42.4)
6.1
(43)
9.3
(48.7)
14.9
(58.8)
19.4
(66.9)
23.2
(73.8)
26.8
(80.2)
28.3
(82.9)
25.2
(77.4)
19.3
(66.7)
13.9
(57)
8.7
(47.7)
16.7
(62.1)
平均最低気温 °C (°F) 2.7
(36.9)
3.0
(37.4)
6.0
(42.8)
11.3
(52.3)
16.2
(61.2)
20.4
(68.7)
24.4
(75.9)
25.8
(78.4)
22.5
(72.5)
16.1
(61)
10.6
(51.1)
5.4
(41.7)
13.7
(56.7)
最低気温記録 °C (°F) −6.4
(20.5)
−7.2
(19)
−5.0
(23)
−0.6
(30.9)
3.9
(39)
10.0
(50)
14.5
(58.1)
16.1
(61)
10.5
(50.9)
5.3
(41.5)
−0.2
(31.6)
−4.3
(24.3)
−7.2
(19)
降水量 mm (inch) 37.8
(1.488)
56.9
(2.24)
98.5
(3.878)
101.6
(4)
149.7
(5.894)
181.6
(7.15)
152.1
(5.988)
90.9
(3.579)
144.6
(5.693)
98.3
(3.87)
63.4
(2.496)
40.9
(1.61)
1,216.2
(47.882)
降雪量 cm (inch) 1
(0.4)
1
(0.4)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
2
(0.8)
平均降水日数 (≥ 0.5 mm) 6.2 7.3 10.9 9.9 10.6 12.2 11.0 6.7 10.3 8.5 6.3 6.3 106.4
湿度 62 63 61 62 66 72 75 71 70 64 63 61 66
平均月間日照時間 145.8 137.0 159.9 189.8 193.7 154.2 174.5 215.5 153.2 167.1 150.5 154.0 1,995.1
出典: 気象庁 (平均値:1981年-2010年、極値:1897年-現在)[2][3]


主な山