東京放送ホールディングス(TBSHD) > TBSテレビ
株式会社TBSテレビ
Tokyo Broadcasting System Television, Inc.
TBSロゴ
TBS headquarters 2013.JPG
TBSテレビ本社が所在するTBS放送センター
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 TBS
本社所在地 日本の旗 日本
107-8006[注 1]
東京都港区赤坂5丁目3番6号
TBS放送センター内
設立 2000年3月21日
(株式会社TBSエンタテインメント[注 2]
業種 情報・通信業
法人番号 3010401040467
事業内容 放送法に基づくテレビジョン放送事業
代表者 取締役名誉会長 井上弘
取締役会長 石原俊爾
代表取締役社長 佐々木卓
資本金 3億円
売上高 2,171億5,200万円(2018年3月期)
営業利益 62億9,900万円(2018年3月期)
経常利益 92億2,400万円(2018年3月期)
純利益 69億6,000万円(2018年3月期)
決算期 毎年3月31日
主要株主 東京放送ホールディングス 100%
外部リンク http://www.tbs.co.jp/
(トップページ)
http://www.tbs.co.jp/company/
(会社の情報)
特記事項:
  • 2004年10月1日に 当時の株式会社TBSエンタテインメントが株式会社TBSライブならびに株式会社TBSスポーツと合併し現商号に変更。
  • 2009年4月1日、東京放送ホールディングスからテレビ放送免許承継、テレビ放送事業及び文化事業の現業一切を分割された。
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株式会社TBSテレビ(ティービーエステレビ、: Tokyo Broadcasting System Television, Inc.)は、関東広域圏放送対象地域としてテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者であり、スカパー!プラットフォームとしてTBSニュースバードTBSチャンネルの放送を行っている衛星一般放送事業者赤坂サカスを業務区域とするエリア放送事業を行っている地上一般放送事業者でもある。また、東京放送ホールディングス(以下TBSHD)の連結子会社である。

略称はTBSであるが、ラテ兼営の過去からグループ会社の中波ラジオ単営局TBSラジオ(TBS R、旧TBSラジオ&コミュニケーションズ(TBS R&C))もしばしばそのように表記される[注 3]

本項目では、法人としての「株式会社TBSテレビ」、および地上基幹放送局としての「TBSテレビ」、「TBSテレビジョン」について記述する。

リモコンキーIDはアナログ親局6chから「6」。

略称が同じであるアメリカでCNNなどを運営するTBS(ターナー・ブロードキャスティング・システムTurner Broadcasting System, Inc.、TBS, Inc.)とは関係ない。

概要

TBSテレビ
英名 Tokyo Broadcasting System Television, Inc.
放送対象地域 関東広域圏
ニュース系列 JNNキー局
番組供給系列 TBSネットワーク
略称 TBS
愛称 TBS
呼出符号 JORX-DTV
呼出名称 TBS
デジタルテレビジョン
開局日 1955年4月1日
本社 〒107-8006
東京都港区赤坂
5丁目3番6号
TBS放送センター内
北緯35度40分18.35秒
東経139度44分4.09秒
座標: 北緯35度40分18.35秒 東経139度44分4.09秒
演奏所 #スタジオを参照
リモコンキーID 6
デジタル親局 東京 22ch
アナログ親局 東京 6ch
ガイドチャンネル 6ch
主なデジタル中継局 中継局参照
主なアナログ中継局 アナログ中継局参照
公式サイト TBSテレビ
特記事項:
2001年9月までラテ兼営、コールサインはJOKR
2009年4月1日、東京放送ホールディングスからテレビジョン放送免許を承継。
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TBSテレビ
未来へつなぐ。From TBS
基本情報
略称(愛称) TBS
運営(番組供給)事業者 株式会社TBSテレビ
ジャンル 地デジ難視対策衛星放送
放送内容 地上デジタル放送サイマル放送(マルチ編成の場合は主番組のみ)
衛星基幹放送(BSデジタル放送)
放送事業者 一般社団法人デジタル放送推進協会
チャンネル番号 Ch.296
物理チャンネル BS-17ch
放送開始 2010年3月11日
放送終了 2015年3月31日
公式サイト
特記事項:
地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)に掲載された地区のみ視聴可能。

1955年4月1日、日本国内の民間放送テレビ局として日本テレビに次ぐ2番目に開局し、同時に東京で唯一のテレビ・ラジオ兼営局となった(2001年に分社化)。当時のラジオ東京はニュースネットワーク(JNN)を形成するにあたって新聞色の払拭を進めたことで、多くの地方局をJNNへ取り込むことに成功し、強力な報道体制を確立した。

2009年3月までは、放送免許は持株会社の東京放送が保有していたため、日本民間放送連盟(民放連)に加盟していなかった。

同年4月1日付で東京放送(同日に「株式会社東京放送ホールディングス」に商号変更)が分割され、テレビ放送免許の承継を含むテレビ放送事業と、赤坂サカス赤坂BLITZといった各種施設の運営や催事等の文化事業を吸収し、略称を「TBS」に変更。一般放送事業者(現・民間特定地上基幹放送事業者)となり、民放連にも加盟した。その他、TBSラジオから同社送信所埼玉県戸田市)の保守管理業務を受託している。

沿革

テレビ放送参入までの歴史についてはTBSラジオ#沿革を参照

TBS 旧筆記体ロゴ
1961年8月 - 1991年9月29日まで使用)
旧社屋竣工当時の外観(1961年)
ミクロコスモスロゴ(1991年10月 - 1994年1月)
  • 1994年(平成6年)
    • 1月:新放送センター完成を前に、VI委員会が新しいステーションコピーとロゴの採用を決定。前年に路線転換されたCIの象徴であった「ミクロコスモス」によるシンボルマークは廃止された。新たなロゴはTBSビジョンデザイン部・小河原義一によるもので、同17日に実施された。
    • 10月3日:現社屋「TBS放送センター」(愛称:ビッグハット)に移転。旧社屋は「赤坂メディアビル」に改称。正面ゲート守衛詰所・車両検問所の建屋は、円盤形の屋根がついていることからビッグハットにちなみ、“スモールハット”と称されている。この日は、朝5時25分からと10時30分からの2回に分けて関東向けに、21時からは全国ネットで約2時間、新社屋移転の特別番組がそれぞれ生放送された(朝5時25分からの特番では社長挨拶、10時30分からの特番では当時の報道・情報番組のキャスターが総出演し放送センター内の紹介、夜の特番では運用開始したA・Bスタジオからの生放送や、社屋移転で運用を終了した旧社屋Gスタジオ内部の様子も放送された)。
  • 1995年(平成7年)1月17日:この日早朝に発生した阪神・淡路大震災で、地震発生から1月19日未明までの間、CM抜きで長時間の報道特別番組を被災地の地元局であるMBSとの共同制作により放送。
  • 1998年(平成10年)
  • 2000年(平成12年)
    • 2月:TBSグループ、JNN、TBSネットワークの共通新シンボルマークとして、漢字の“”をモチーフにした「ジ〜ン」(一般公募)を制定[6][7]。『JNNニュースの森』(当時)や『筑紫哲也 NEWS23』など全てのJNNニュース番組のサブタイトルや、MBSやCBCなど系列局制作も含めた全国ネット番組のクレジットタイトルなどで表示されている[注 10]。また一部系列局でも、ローカルニュース番組のセットに使用されたことがある(後に廃止)。
    • 3月21日:東京放送は、テレビの娯楽番組制作を行う「株式会社TBSエンタテインメント(現:株式会社TBSテレビ)」、テレビのスポーツ番組制作を行う「株式会社TBSスポーツ(現:株式会社TBSテレビ)」、ラジオ現業部門を行う「株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ(現:株式会社TBSラジオ)」の3つの連結子会社を設立・分社化し、事業を分割。
    • 10月25日ECサイト「TBS i-shop」をオープン[8]
  • 2001年(平成13年)
    • 3月1日:東京放送は情報番組・情報生番組の制作を行う連結子会社「株式会社TBSライブ(現:株式会社TBSテレビ)」を設立・分社化し、事業を分割。
    • 10月1日:東京放送は中波放送局の免許(コールサインJOKR)を、株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズに承継。これに伴い、テレビ局の呼出符号をJOKR-TVからJORX-TVに、呼出名称も「東京放送」から「TBSテレビジョン」に変更。
  • 2002年(平成14年)7月1日:CS放送局「TBSチャンネル」放送開始。
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)
    • キャッチフレーズに“チャンネル・ロック”を採用。地上デジタル放送のリモコンキーIDもアナログ放送の送信チャンネルと同様6chであることを受け、固定(lock)や音楽(rock)の意味を込めた。
    • 10月1日:東京放送はTBSエンタテインメントを存続会社として、TBSスポーツ、TBSライブのテレビ子会社3社を合併し、株式会社TBSテレビに商号変更。放送(送信)・経理以外のテレビジョン放送事業全般を一社に集約し、業務委託する。
  • 2005年(平成17年)
    • 2月7日:地上デジタルテレビジョン放送・アナログテレビジョン放送の送出を、簡易マスターから統合型マスター(NEC製アナログ・デジタル統合マスター)に移行[9]
    • 3月:TBS平日ワイド大改編「TBSの変」実施。
    • 4月1日:開局50周年を迎える。
    • 11月1日:PCおよびSTB利用によるブロードバンドテレビ向けの動画オンデマンド配信サービス「TBS BooBo BOX」を開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月1日:生番組のほとんど全部がハイビジョン化される。
    • 4月1日:地上デジタルテレビジョンワンセグの本放送を開始。また、テレビのサービスエリアである関東区域内の報道取材が原則としてすべてハイビジョン化される(民放初)。
  • 2007年(平成19年)3月下旬:生番組系で使用される字幕(テロップ)・CGシステムの更新を開始。4月22日をもって完全に新システムへ移行完了。
  • 2008年(平成20年)9月1日:PCおよびSTB利用によるブロードバンドテレビ向けの動画オンデマンド配信サービス「TBS BooBo BOX」を「TBSオンデマンド」にリニューアル。
  • 2009年(平成21年)
    • 2月3日:3月28日までの期間限定トライアルとして「TBSオンデマンド無料見逃しサービス」と題し、地上波ゴールデンプライムタイムで放送の『ラブシャッフル』と『ザ・イロモネア』をPC向けに広告付きで無料配信。
    • 4月1日:東京放送は株式会社東京放送ホールディングスに商号変更して、認定放送持株会社に移行。同時にテレビ放送免許を含むテレビ放送事業を、株式会社TBSテレビに分割・承継。TBSテレビが一般放送事業者となり、同時に略称の「TBS」も継承した。
    • 11月29日放送の『プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ・内藤大助×亀田興毅』が視聴率43.1%を記録、これが年間視聴率1位となった(TBS番組の年間視聴率1位獲得は史上初)。
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • 3月11日:この日発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)で、地震発生から3月14日未明までの間、CM抜きで長時間の報道特別番組を放送。
    • 6月30日:沖縄県大東諸島のデジタル放送中継局開局(同7月1日試験放送、7月23日正式開局)に伴い、アナログテレビ中継放送終了。デジタル放送移行後は本来の琉球放送の中継局が設置された。
    • 7月24日:この日正午をもって地上アナログテレビジョン放送を終了(『アッコにおまかせ!』放送中に終了)、アナログ放送ではブルーバックによるお知らせ画面を流し続け、23時58分ごろ、通常のジャンクション(局名告知)を放映した後、ブラックバックにマスコットキャラクターの「BooBo」が登場して「アナログ放送は終了します」「ありがとうございました」と一礼して24時00分00秒に停波。地上デジタルテレビジョン放送に完全移行。
  • 2012年(平成24年)6月4日:赤坂サカスを業務区域とするエリア放送地上一般放送局の免許取得。
  • 2013年(平成25年)5月31日午前9時:テレビ送信所東京タワーから東京スカイツリーに移転(東京タワーの送信設備は予備送信所として存続)。
  • 2014年(平成26年)
  • 2015年(平成27年)
    • 3月31日:この日正午をもって、難視聴地域向けのBSセーフティーネットによるサイマル放送終了。
    • 4月1日:開局60周年を迎える。地上デジタル放送の放送局アイコンを変更(「ジ〜ン」が消滅。青地に白抜き字のロゴ)[注 11]
    • 9月28日:TBS系列全局にて地上波放送における編成上全ての番組をステレオ放送(一部はモノステレオ放送)に変更された[注 12]
  • 2016年(平成28年):C Channel へ出資を行うとともに、スマートフォン向けオンライン動画事業において業務提携を進める[13]
  • 2017年(平成29年)
補足

TBSテレビジョン(東京放送)の新聞ラ・テ等番組表における表記は、ラジオ東京時代(1955年4月1日-1960年11月28日)は「KRテレビ」(←JOKR-TV)や「ラジオ東京テレビ」、東京放送に商号変更後の1960年11月29日から1961年11月30日までは「東京テレビ」(東京放送テレビ)としていたが、「TBS」に対外呼称を統一した1961年12月1日以降は「TBSテレビ」となっている。

開局当日の編成

  • 10:30 - 開局式典実況(足立正(ラジオ東京社長))
  • 11:00 - 舞踊「二人三番旻」
  • 12:25 - 祝賀舞踊
  • 13:00 - 映画①「ウッカリ夫人チャッカリ夫人」②シネマ案内(これで一旦放送休止)
  • 19:00 - 東京テレニュース
  • 19:20 - スポーツ・タイム
  • 19:30 - グランド・パレード
  • 21:00 - 座談「テレビよもやま話」
  • 21:30 - 朝日テレビニュース
  • 21:40 - 落語(これで放送終了) 

番組一覧

2018年4月現在放送中の番組については

既に終了した番組及び廃枠分については

特色

1963年にはゴールデンタイムの年間視聴率で第1位となり、1981年までの19年間に亘ってトップを維持した。この19年連続年間視聴率1冠以上獲得の記録は在京キー局では現在も破られていない[注 14]。この頃のTBSは「8時だョ!全員集合」「クイズダービー」「ザ・ベストテン」といった高視聴率番組を何本も制作し、「水戸黄門」は1年間クールの放送で常時30%以上の視聴率を記録していたこともあり「キー局の雄」や「民放の雄」などと称され、日本の民間放送界をリードする存在であった。1978年には民放史上初の年間視聴率三冠王(ゴールデン・プライム・全日でトップ)を達成している。また1970年代には『8時の空』という10分間の気象情報番組で、各地の天気カメラを繋ぐ「お天気カメラリレー」を開始させた。

1982年に年間視聴率三冠王を達成したフジテレビに民放トップの座を明け渡したが、その後も金・土曜の19・20時枠など曜日別・時間別や上期・下期の視聴率ではフジを抜いて民放トップになる事も多く[注 15]、視聴率首位に躍り出たフジテレビと熾烈な首位争いを続けていた。しかし、1990年には年間視聴率2位の座も日本テレビに奪われてしまい、その勢いに陰りが見え始めた。その後は首位争いに絡む事もなくなり、日本テレビの躍進と、1989年に起きた坂本堤弁護士一家殺害事件の発端となったとされる「TBSビデオ問題」の発覚が決定打となり、年間視聴率3位に転落する。更に『総力報道!THE NEWS』を放送していた2009年度は多くの番組が低迷するなど、危機的状況に陥る。2010年代では「冬の時代」と言われており、年間視聴率が万年4位だったテレビ朝日をも下回るばかりかNHK総合テレビ東京をも下回ることも多い。このため起死回生を図ろうと後述の大型改編を1980年代後半から他局と比して頻繁に行っているが、それが裏目に出るなど年間視聴率でも最下位の可能性とともに「勝てないTBS」となっていて、さらなる低迷を促す悪循環に陥る事態になった。そしてこれら長年の経営戦略ミスが続いた結果、2012年にはついに単体売上高までテレビ朝日に抜かれた[16][注 16]。これにより年間・年度視聴率・売上高共に民放キー局4位に転落となったが、それでも長年に亘ってTBSが視聴率で敗北することが多かったフジテレビは2011年以降を境に視聴率の低迷が始まったこともあり、TBSが視聴率でフジテレビに勝利する日が増えている。そして、2015年の年間視聴率ではゴールデン・プライムの2部門で日本テレビ、テレビ朝日に次ぐ単独3位となり、1981年以来34年ぶりに年間視聴率でフジテレビを上回り、2016年上期時点でのゴールデンタイムにおける視聴率ではテレビ朝日との2位争奪戦を争っていて、遂に2017年上半期の視聴率ではプライムタイムで2位を奪取し、テレビ朝日をも逆転。2017年4月から9月末までの平均視聴率では、ゴールデン・プライムタイムで民放単独2位に躍り出た[17]。また、2015年夏には1997年8月8日にフジテレビ[注 17]が東証一部に上場して以来初めてTBS[注 18]が企業価値評価の指標である株式時価総額でフジテレビを逆転し、以降は株式時価総額で日本テレビ[注 19]に次ぐ民放2位の座を常時キープしている。

かつては報道番組(『JNN報道特集』や『中村敦夫の地球発22時』は有名)やテレビドラマが高い人気を誇り、「報道のTBS」や「ドラマのTBS」という異名で知られていた。現在でも報道番組やテレビドラマの制作を得意としている。

労働組合の力が強いことで知られ、労使交渉がまとまらなければ番組を担当するアナウンサーもストライキに入ることがある。2009年3月13日には、『ピンポン!』『2時っチャオ!』『イブニング・ファイブ』など各番組の担当アナウンサー(メイン司会も含む)が視聴者に説明もないまま欠席したため、担当番組を管理職のアナウンサーや外部のフリーアナウンサーが代行出演し穴埋めをした。この他にも赤坂本社内のスタジオ(報道用のNスタとTBSニュースバード用のBSスタは除く)については、労組との深夜労働に関する取り決めの関係から、事前に延長使用届を提出していない場合は24時(午前0時)に強制的に照明の電源が落とされる措置がとられている。

2003年からの新卒・中途採用は全て東京放送HDの放送事業会社であるTBSテレビで行っており、2005年度以降の入社組は2004年度以前の入社組(東京放送入社組)とは全く異なる給与体系[注 20]であった。その後、東京放送入社組も大半がTBSテレビへ転籍し、2016年度から東京放送HDとTBSテレビの給与体系は完全に統一された。

文字多重放送による字幕放送対応のバラエティ・情報番組が1990年代から深夜番組でも2000年代後半から当局でも数多く放送されているが、2009年頃から制作費削減のため、字幕放送を行っているレギュラー番組(ドラマ除く)では週によって行う場合と行わない場合がある。ただし、深夜に字幕放送対応している番組に関しては毎週行っている。バラエティ番組の生放送リアルタイム字幕放送を行う場合もある。

在京キー局では唯一リアルタイム字幕放送以外での文字多重放送で句点(。)を使用していない[注 21]

2018年4月現在、全国ネットのみならず、関東ローカルや毎日放送との共同制作やCBCテレビ制作、BS-TBS制作を含めて一社提供番組が併せて10本以上存在しており、特に土曜や日曜の30分番組に集中している。その中には『日立 世界・ふしぎ発見!』のように長寿番組化されているものもある。

芸能事務所ではテレビ朝日同様、ホリプロが古くから番組制作に関わっており、テレビドラマ赤いシリーズ」をはじめ、同プロダクションが制作および制作協力したドラマやバラエティ番組が多い(ホリプロの制作番組一覧も参照)。

制作番組

報道・情報番組

報道は開局当初から積極的に力を入れてきた分野であり、現在に至るまでTBSの看板的存在となっている。現在、『Nスタ』、『NEWS23』、『上田晋也のサタデージャーナル』、『報道特集』、『サンデーモーニング』などのニュース番組を報道局が制作し、『あさチャン!』、『ひるおび!』、『新・情報7days ニュースキャスター』などの情報番組を情報制作局が制作している。

一方で、ゴールデンタイムやプライムタイムの時間帯では、過去に『JNNニュース22プライムタイム』や『総力報道!THE NEWS』などの大型報道番組を投入し、大規模な番組改編を行ったが、何れも短期間で終了している。(放送期間は、たった1年間だけだった。)

スポーツ

2002年から2011年まで、親会社の東京放送ホールディングスプロ野球横浜ベイスターズの運営母体を務め、同局ではベイスターズの試合を中継する傍ら、関連番組も制作していた。2012年以降、球団はDeNAに譲渡されたが、引き続きTBSの資本が残るため、テレビ中継に必要な放送権は維持されている。

2007年まで、CSでの中継は、当時フジテレビ系でTBSも出資していたJ SPORTSで行われていたが、2008年以降はTBS直営のTBSニュースバードでの全試合完全生中継に移行、2014年以降はTBSチャンネル2がメインとなった。

また、野球関連では2006年より4年に1度開かれている国別対抗戦であるワールド・ベースボール・クラシックテレビ朝日(2006年は日本テレビも)と分け合う形で中継している。

古くから格闘技中継に積極的である。ボクシングでは、1960年代に極東ボクシングクラブとの提携で『東洋チャンピオンスカウト』を放送。1978年に協栄ボクシングジム主催の元『ガッツファイティング』と題した中継枠を設け、以降、具志堅用高鬼塚勝也佐藤修坂田健史など同ジムに所属するボクサーの世界タイトル戦やその前哨戦を中継している。また、2000年頃から浪速のボクシング兄弟として地元で話題になっていた「亀田三兄弟」に密着取材するようになり、彼らがプロデビューして間もない2004年より2013年までTBSが独占的に試合の模様を中継していた。現在ボクシング中継の中心に据えているのは、日本人選手最速となるプロ18戦目での3階級制覇を達成した井岡一翔

その他の格闘技では、1960年代後半にキックボクシングのテレビ放映にいち早く乗り出し、ブームに大きく貢献。1968年から1974年まで国際プロレス(『TWWAプロレス中継』)の中継を実施し、1990年代前半には、高田延彦が創設したプロレス団体・UWFインターナショナルの試合の模様を中継していた。2001年の大晦日、立ち技格闘技『K-1』や総合格闘技PRIDE』などで活躍する選手が一堂に会した格闘技イベント『INOKI BOM-BA-YE』を放映、『NHK紅白歌合戦』の裏で15%以上の視聴率を獲得し健闘した。2002年からはK-1の中軽量級部門『K-1 WORLD MAX』も放映。2003年には『K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!』の瞬間最高視聴率が43.0%を記録、民放の裏番組として初めて紅白歌合戦の視聴率を超える快挙を達成[18]したが、格闘技ブームの終焉に伴い、2010年を最後にこれらの格闘技中継から撤退している。

1997年からは世界陸上競技選手権大会(世界陸上)の国内独占放送権を獲得しており、同年のアテネ大会以降の大会を全て放送している。またTBSは世界陸上の主催団体である国際陸上競技連盟(IAAF)のオフィシャルスポンサーも務めている他、日本で毎年開催されるゴールデングランプリ陸上も放送している。

Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)とは2002年以後放映権を取得し、地上波では不定期で、BSBS-TBS(開局当初はBS-i)とCSのTBSチャンネルでは毎週生中継をしていたが、スカパー!e2のBS放送強化などによる移行・特化を理由にBS-TBSでの定期放送は2011年で終了。2012年からはスカパー!からサブライセンスを受ける形で、TBSチャンネルと一部地上波のみの中継になった。

1990年よりバレーボール世界選手権の国内独占放映権を獲得し、日本開催時(1998年男女・2006年男女・2010年女子・2018年女子(予定))にはホスト局として国際映像制作に当たっている。また、2006年には日本で開催されたバスケットボール世界選手権の地上波独占中継を実施した。

国内の民放局で唯一、アジア太平洋放送連合(ABU)に正会員として加盟しているため、NHKとともにアジア競技大会を中継している。

バラエティ・音楽番組

1959年旅番組の草分けとなる『兼高かおる世界の旅』がスタートする(1990年終了)。

大掛かりなセットを組んでコントやゲーム番組を行うことに強みを持っており、古くは『8時だョ!全員集合』や『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』、『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』、『関口宏の東京フレンドパークII』などがある。特に1990年代以降は『筋肉番付シリーズ』が人気を博し、そこから派生した『SASUKE』は「Ninja Warrior」(ニンジャ ウォーリアー)のタイトルで海外でも放映され、高い人気を得ている。

音楽番組においても『ロッテ 歌のアルバム』、『ザ・ベストテン』、『うたばん』などヒット番組を生んでいる。また、1959年から始まった日本レコード大賞を開始当初から放送しており(番組としては『輝く!日本レコード大賞』、生放送になったのは1969年以降)、この成功に刺激を受ける形で他局が同様の歌謡賞を設けるなどの影響を与えた。その後、『ベストテン』『レコ大』などの映像資産を活用した懐メロ番組が多く見られるようになっている。

ドラマ

テレビドラマは内外からの評価が高く、テレビ関係の賞も多く受賞している。テレビ黎明期の1958年に制作された単発ドラマ『私は貝になりたい』の大ヒットで、ドラマ分野は報道番組と並んでTBSの看板となり、「ドラマのTBS」と称された。1960年代から1970年代にかけては『肝っ玉かあさん』、『ありがとう』、『時間ですよ』、『寺内貫太郎一家』などのホームドラマが人気を博す。

1986年に制作された『男女7人夏物語』は、1980年代末期から1990年代初頭にかけて大ブームとなった「トレンディドラマ」の根幹を築いた作品となり、この手法は同年代のフジテレビのドラマ制作にも生かされるきっかけとなった。

1990年代に入ると、フジテレビと同様にヒットした連続ドラマを映画制作に繋げる流れが多くなり、数十億円の興行収入を上げた作品も少なくない。

アニメ

1962年に『おとぎマンガカレンダー』より、連続テレビアニメーション作品を継続放送するようになった(参入した)。

1960年代後半は『オバケのQ太郎』、『パーマン』、『怪物くん』など藤子不二雄原作の作品が多く放送されていた。

1992年9月にゴールデンタイムで放映されていた『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』が終了。MBS制作分の『まんが日本昔ばなし』を除き、在京キー局でいち早くゴールデンタイムからアニメ枠を撤退させた。2003年4月に、火曜19時枠に『探偵学園Q』の放送を開始し、『~ダイの大冒険』終了から10年7ヶ月振りにゴールデンタイムにアニメ枠を復活させたが、わずか半年で土曜夕方ローカルセールス枠に異動となっている。
2016年4月、土曜朝7時枠において『探偵学園Q』全国ネット終了から12年7ヶ月ぶりにTBS自社製作全国ネットの全日枠アニメが復活[19]。翌2017年3月まで子供向けアニメ『カミワザ・ワンダ』を約1年放送した。2017年4月改編より土曜朝6時30分枠をMBS製作枠(日曜17時枠からアニメ枠としては移転)とし、両局の共同アニメ枠『アニメサタデー630』を立ち上げ放送中。

深夜アニメ

2000年代に入り深夜アニメの製作・放送を開始。2004年10月期以降、TBSでは自社制作深夜アニメは基本的に金曜未明(木曜深夜)2枠体制となっているが、水曜未明(火曜深夜)にも臨時的に枠を設ける場合がある(JNN全28局ネットだった『けいおん!!』など))。

稀に自社出資ながら関東地区などでは独立局のみで放送するアニメ(UHFアニメと呼称されることもある)も手掛けており、2009年10月よりTBS系列東名阪ネットで再放送された『魔法少女リリカルなのはA's』は、「元はUHFアニメとして放送された作品をキー局で再放送する」という異例の形(史上初)で放送された。その後にも2017年10月より『中二病でも恋がしたい!』シリーズ2作品が同様のパターンで再放送されている[注 22]

翌2018年4月より、前年にTBSグループ入りしたアニメ制作会社・セブン・アークス・ピクチャーズが制作する深夜アニメ『されど罪人は竜と踊る』を放送開始予定[注 23]

イベント関連

深夜アニメの製作に積極的になる2001年夏より自社製作作品の宣伝を兼ねたイベントとして「TBSアニメフェスタ」を2015年まで毎年開催していた。そのほかコミックマーケットにもTBS(アニメ)ブースを出展、更にアニメ専門ECサイトアニまるっ!』を開設している。

特撮

TBSが制作していた特撮番組としては、円谷プロダクション制作の『ウルトラシリーズ』が有名だが、平成以降は、ウルトラマンティガからウルトラマンコスモス(平成ウルトラマンシリーズ)は毎日放送、ウルトラマンネクサスからウルトラマンメビウスCBCテレビが制作した。なお、ウルトラマンギンガ以降は別系列のテレビ東京で制作・放送している。ウルトラマンフェスティバルなどのウルトラマン関連のイベントにも関わっているが、2010年代以降からは、前述ウルフェスはTBSラジオ主催へと変更になっている。

腸捻転解消以降、『昭和仮面ライダーシリーズ』(仮面ライダーストロンガーから仮面ライダーBLACK RXまで)を毎日放送制作の下に放映していたが、平成仮面ライダーシリーズからは、シリーズを共同制作する東映が大株主であり、初代シリーズから仮面ライダーアマゾンまでをMBSからネット受けしていたテレビ朝日が制作・放送している(これに伴い関西地区の放送局は朝日放送→朝日放送テレビに変更)。

提携[